不眠症で悩んでいて、睡眠薬の使用を検討される方または使用中の方へ
本記事では、睡眠薬の危険性を解説していきます。
睡眠薬の種類と特徴
現在、睡眠薬を飲んでいる方や検討中の方向けに5種類を解説します。
| 有名な商品 | 種類 | 副作用・特徴 |
| ドリエル ドリエルEX |
睡眠改善薬 (処方されない薬) |
薬局やドラッグストアで市販できる薬。
かぜ薬に使用されてきた成分の眠くなる作用を利用。 |
| ハルシオン デパス エバミール |
ペンゾジアゼピン系 (ベンゾ系) |
依存性あり。 認知機能の低下 |
| マイスリー アモバン |
非ペンゾジアゼピン系 (非ベンゾ系) |
ベンゾ系の副作用を抑制 |
| ロゼレム | メラトニン受容体作動薬 | 効く時間は短くマイルド。 |
| ベルソムラ | オレキシン受容体拮抗薬 | 重い副作用はなく安全性が高い。 |
2016年12月から、副作用が軽く安全性が高いベルソムラ(オレキシン受容体拮抗薬)が販売されています。
確かに、副作用が弱い睡眠薬は少しずつ出ていますが、2015年時点では、日本の医療機関で処方される睡眠薬の約7割は、依存性が強いベンゾジアゼピン系(ベンゾ系)です。
副作用として、ふらつきによる転倒や認知症、物忘れが起こりやすい傾向があります。
その他、死に到るケースや依存性や副作用の強さが理由で、2015年時点でほとんど使用されていない睡眠薬は以下。
1. バルビツール酸系
チオペンタール/ペントバルビタール/アモバルビタール/フェノバルビタール
1900年ごろに登場し、1960年代以降有名人が睡眠薬を服用し死亡した例が報道された原因の薬剤で、危険視されベンゾジアゼピン系に置き換えられました。
2.非バルビツール酸系
メプロバメート(アトラキシン)/サリドマイド(イソミン)/メタカロン(ハイミナール)
バルビツール酸系の致死性や依存性といった副作用を改良しようとして作られた物質。後に同じような用途で、ベンゾジアゼピン系の薬が用いられます。
睡眠薬で死ぬ!?
前章で説明したように、死に到る危険があるバルビツール酸系の睡眠薬は、使用されなくなりました。
「間違ってたくさん飲んだ場合は、死ぬ場合がありました」との話は過去形です。
睡眠薬特有の症状と危険
私は睡眠薬をほとんど使った経験がありません。
ここからは、睡眠薬を経験した複数の方から私が実際に聞いた話で、症状や危険を説明します。
マイスリーの症状と危険
パニック障害(ある日突然、めまい、心臓の鼓動が強く,心拍数が増加した状態、呼吸困難といった症状と共に激しい不安が発作的に起こる病気)が完治しベンゾジアゼピンの離脱症状(※)も体験した方に、少しお話を聞けました。
※離脱症状とは、禁断症状のことです。つまり、精神や神経に作用する薬を長く飲み続けた後に、薬を止めたり減らしたりした際に現れる苦痛を伴う症状です。
マイスリーを止めて2週間くらいは、疲れているのに眠れない、ギラギラしたり、不安だったり、そわそわしたり、夜なのに落ち着かない事があるようです。






